NT感想(28話)
本当に増ページで終わらせたwwwwもしかして単行本とスケジュール合わせてる?
単行本に今やってるキャラ編の導入までをねじ込んでその辺り発売のNTではそのキャラ編にカタがつくようにしてるのか。
と言っても今のところ春紀編と涼編がそうなったってだけだけど。
っていうか単行本よ、なんであそこ加筆したし。
もっと加筆すべき所あったろ……
扉絵の兎晴可愛いなあ。雪兎にキスしようとする晴ちゃんとそれをぼやーっと不機嫌気味に見てる兎角さん。かわいい。
晴が持ってるのが雪"兎"なのは色々含みを持たせてるのか?兎晴キスがあるんでそれを暗に示してるのか。
こういう感じで扉絵じゃなく外部でもいいから他キャラの冬私服・冬制服とかも出して欲しいなあ。
というかこういう扉絵のボツ案だとか使わなかった資料を載せるのはガイドブックの仕事じゃないですかね……
高河先生のラフは載ってたけど他にもバンバン載せて良いんですよ……
ガイドブック第二弾待ってるッス。
晴に誕生日のくだりが知られるのはアニメと同じく
涼が鳰と報酬の話をする→それを晴が聞く か。
いや、後半見るにこれもヒントとしてわざと理解してもらえるような台詞回し・言葉選びをしたのかな。
「あらっ 武雄さんのお誕生日って 涼の次の日なの!」「じゃあ涼の方が お姉さんね」……
これ、その後の文脈から察するに武雄さんの年は知ってたけど誕生日は知らなかったって事だよな。
一日違いで絶対同い年にならないから(わたしがの方が永遠に)お姉さんねって事だろうし。
でも一年と一日違うから、涼も学生やってたんなら"涼の方がお姉さん"は学年っていう形で明示されるよね。涼の学年が一つ上っていう形で。
男女でカリキュラム違う事を考慮に入れても、学生同士ならそういう話になりそうだし知ってるのでは?
と言うことで、この発言が出るって事は恐らく(出会った当初から)武雄は学生やってたけど涼は学生やってなかったのかなと。
意外とこの時点でのお付き合い歴は短かかったのかも。
「わしはもう終わりにしたい」
直前に武雄との別れの回想があるので、涼が終わりにしたいことは「置いて行かれること」とか「(体質が原因で)大事な人に自分の元から去られること」か。
涼本人が未だに引きずってて、かつその後願った報酬が”病を治すこと”ってことは、武雄が離れていった原因はやっぱり病にあるのかなあ……
せめてガッツリ「あなたじゃなくてあの人がいいです」とかで振られてれば涼がここまで引きずる事もなかったろうに。
半端に自分じゃどうにもならない要因で別れることになっちゃったから折り合いがつけられずに今まで来ちゃったのかね。あれこれ前にもどっかで言った気がする。
……って考えると、やっぱり武雄自身は涼のことまだ好きだったのかな。
「あなたじゃなくてあの人がいいです」的な別れ方してなかったって事になるのなら。
「伊介に任せて♥」
晴ちゃんの顔引きつってるじゃねーか!
とはいえその2コマ後の涼ちゃんは冷ややかな顔をしているので、これも想定内のことだったのか。
あるいは憤る兎角さんを尻目に、犬飼のあれが無かろうと東には無理だったなァーとか思ってたんだろうか。
「もうじき 今日が終わる」
涼にとって今日が終わって来る15日は、暗殺が成功した場合体質から解放される希望が出る(かもしれない)日。成功しなかったらまた一つ年を取った翌日。
+αでかつて愛したあのお方の誕生日。
どう転んでも満面の笑みで迎えられる日ではないな……
涼編は全編を通して涼の目元のみで構成されるカットが目立つ。
目は口ほどにものを言うなんてことわざがあるけれど、普通人の感情は目元・眉の上下だけではなく口元や仕草も加味して表現される。
目元のみ描写するカットの多用は、作中でちょいちょい強調されている涼=何を考えているか分からないを反映しつつ、それでも兎角がパスワードを入力したり
ヒントとなるカードを探すのをじっと涼が見つめている描写を挿入することで、願いを叶える気はあるって事を表してる……のかなあ。
漫画の描写手法に関してはよく分からないので自信がない。
でも目元のカットが多用されてるのは確か。
一方で涼は晴を応援もしている。
純恋子にも「変」って指摘されてたけど、願いを叶える気はありつつもどこかで諦めの気持ちがあったのか。
今回の報酬だって、手を尽くしてもらっても治るかどうかは分からないわけだ。
変に手を入れた結果施術をしたら急激な老化が始まって即身仏だとか、寿命を縮めたいのに逆に延びてしまっただとか、そういう全く笑えない結果になることだってあり得るわけで……
おまけに宣告時に「今の医学では無理」と言われているので余計に期待は薄まってたのかも。
それでも期待はするし暗殺も実行してはいるから、涼はまさに「絶望と希望を行ったり来たりしている」んだろうなあ。
パスワード関連は7777が駄目だから0714も駄目だろうっていうのは超微妙な伏線にはなってはいる。鳰の「それNGパスワードー!」っていう台詞で。
さっきそのNGパスワード入れて不可だったから今回の(涼本人の)誕生日もNGじゃね?的な。
でも根拠としては薄いよねえ。
今回は晴の機転が利いたことによる勝利かなあ……
「東兎角よ 子供じゃな」
涼ちゃんの兎角さんを見る目は厳しい。
確かに今回の話では、爆弾解除を焦るあまりか涼の手のひらの上で踊らされたり、最後の罠にひっかかって晴ちゃんに助けられる場面が多かった。
かといって兎角さんがポンコツとだと即決めつけるのも違う気がするんだよなあ。
今までは無双気味だったし、兎角さんは案外メンタル弱いのかもってだけじゃないか?
自分が痛い目見るのはまだしも晴に何かされそうになると途端に駄目になるタイプなのかもしれない。心理戦とか焦りに弱いとか。
逆に自分の出したヒントをしっかりキャッチして頑張った晴ちゃんは高評価っぽい。
頑張ったなって良いながら頭ポンポンしてましたね。
「もう忘れてしもうた……」
この最後の〆のポーズがかなりツボに入った。
中身は確かに年老いてるおばあちゃんなんだけどたまーに外見ままの仕草・ポーズが出るというこの案配が好きだー。
これがあるから涼ちゃんなんだよなあと密かに思ってます……体以外の本人の時もあのときのまま、らしいからね。ガイドブック曰く。
外見からじゃ分からないほど年を食ってて中と外の年齢が違うだけのキャラなら他にもいるけど、やっぱこういう抜けきらない外見相応な感じもあるから首藤涼なんだと思うんだ。
その後の兎角と晴のシーン。
シャワー中の晴のバストアップが胸の傷を強調する見せ方っぽいので、チタンネタの軽い伏線みたいな感じか?
キスシーンやこの辺りの会話の表情やらスキンシップで晴→兎角の描写はかなり強化されてますね。水中キスも兎角さんちゃっかり目を閉じてるし。かわいい。
基本的にリドルの大筋は兎角の成長譚&兎晴のラブストーリーなんだからこういうので良いんですよ!
これがまともに出来てないのに他カプ描写をされてもあんまり嬉しくないと言うのが本音。
たとえば私はすずこうが好きだけど、あんまり本筋を邪魔するような推し方はされても嬉しくない。
変に推されれば他カプファンだってそういう風に推して欲しいってなるし(これは当然だ)、そんなことすれば更に本筋から外れるようになるし
かといって本筋外れを危惧してそれ以上の(推されたカプ以外の)他カプフォローはしないとなれば後々ファン間で面倒な事になるのは目に見えている……
カプファンだっているだろうけど脚本・シナリオが好きで追ってるって人だっているだろうにね。
推してくれるのは嬉しいけど他のポイントが好きなファンにしわ寄せが行かない程度でいい。
該当カプファンに媚びを売っても他ファンにそっぽ向かれちゃプラマイゼロだ。
別の漫画やアニメで公式サイドの過剰なファンへの干渉とかが問題になってる今、そういった形でファンが離れるような事だけはしないでくださいと切に願っております。
対岸の火事やないで。正直リドル公式結構危うい所あるからね。
後半数ページは伊介様&番場ちゃん編の予告みたいな感じ。
香子ちゃん編みたいに単行本収録時には涼編ENDもしくは兎晴の会話と伊介の電話、この間にタイトル入りの中扉が入って次話として組み込まれるのかな。
アニメでは構成が変わって伊介編で伊介様の過去が挿入されてましたが、漫画だとこれは既にVS伊介(初戦)で消化されてるので、その分伊介様の掘り下げに新燃料が来るか?
あるいは番場ちゃんの掘り下げが強化されるのか。
どちらにしろ楽しみ。
2014/12/13 up